五段砧

双調会の得意とする曲だそうだ。家元との競演。
誰もが一番期待している曲だろう。
いつもなら、誰と演奏していても主役になってしまう家元が脇役に徹しているように思われた。
山の頂きに立つ家元が勢いよく山道を登ってくる文清さんを「おいで、おいで」と声をかけているような
そんな感じを受けた。