2007-06-16 死とは 父の最後の頃は人の体はこんなになっても生きていけるのか、 というより、こんなになってしまうのかと言う状態だった。 痩せて骨と皮だけなのに、水分が溜まるのか、手や足がブヨブヨのパンパン。 腕を上に上げれば水分は下の方にいき、二の腕が太くなり手はペッタンコに。 下げれば、手がグローブみたいになり、二の腕は骨が浮き出る。 皮膚からは体の中の水分がしみでてくるので、当て布をまいている。 なにも食べようともしない。 過酷・・・ それに父は戦っていた。生きるためではなく、死に向かうために。 その姿は壮絶!