感想

良かった。大作でも、豪華でも、手に汗握る訳でもないし、爆笑の渦な訳でもない。
なんとなく、すべてがこの位、中位、あっさり、ほんわか、まーありでしょう。という様な感じ。
でも、作り手はそう思わせるために、一生懸命作っている。本物の作品だとおもう。
コーラスのシーンは練習を含め良かった。歌を聴いているだけで涙がとまらない。
小林薫の館長さん、めちゃくちゃいいね。リアル、リアル。
登場人物に悪者が一人もいないのがまたいい。
それを演じている役者さん達がまたいい。うまい,へたじゃなくて、役柄の人になっていて,違和感がない。
そして、一番良かったのは、安田成美の笑顔。この笑顔がこの映画をすべて物語っていると思います。
先入観無しにぶらっと観に行ってみて下さい。疲れない映画です。