リセット

私にとって4冊目の北村薫作品。
初読は訳が分からず、読み進む。
じれったくなり、最後を覗いたが、意味が繋がらない。
芦屋の戦時中の様子が反戦心をつのらせる。
列車事故では、航空機事故やサリン事件などの映像が重なってくる。
気楽に読める軽い本ではなくなってくる。
今、2度目の読み返し中。
1度目より一つ一つの出来事が深く心に入ってくる。